仏とはあなたの精神のことです。
なぜ、あなたの精神が自由にモノを考え
世界を創造できるのか?
その仕組みは、3つの無限性が重なりあってできている。
ただそれだけです。
あなたの精神はこの仕組みに「近い」思考を産み出しています。
この世界は、
あなたという精神(真空)の中にある無限の形の世界のひとつです。
あなたという精神がなぜ、何でも自由に世界やモノを創造できるのか。。。
ただその仕組みを「解いている」のが仏教です。
宇宙が始まる前の真空は、「今という状態」です。
これがあなたの精神で、今という瞬間です。
この今が「何か」を思い出そうとすると、
その真空の中に空間が生まれて
形の世界が生まれて
そこにあなたが肉体をもっている「というのが」今の状態です。
ここは過去の世界です。
あなたは真空であり、ここは真空の中に生まれた、
あなたの思考の世界の中です。
「真空」はなぜ自分が真空なのか思い出そうとしただけで、
それが、真空がこの世界を作った目的です。
お釈迦様は、解脱し真空になり、
思考を生み出し
その過去の世界に生まれ変わったら、
その世界のさらに過去には
必ず色々な如来がいて
弟子がいて、
5段階の教えがその世界に広がっているといいます。
そしてその教えの五番目の中には、あなたという真空は
昔は人間で、そこにいたある如来に解脱させてもらい、
その時に解脱して真空としてのあなたが生まれたということが書かれています。
その真空として生まれたあなたは、
真空であるあなたがどんな仕組みになっているのかを思い出すために
「この世界に来ていること」が法華経かには書かれています。
そしてその答えが法華経の後半の仏の3段階の無限の仕組みです。
要するに精神が思考を作るのは、
精神が精神とは何か?
を思い出すためだけで、他に目的はありません。
形のない精神が形の世界をつくり、
わざわざあなたという人間になり、
いまここにいるのはなぜ
精神が生まれその仕組みがどうなっているのかを
解明するためだけです。
その答えを準備し、その答えへと生まれ変わると、
たどり着けるようにセットしておいてくれたのが「すべて如来たち」です。
そしてこの世界には、その答えとして釈迦如来の法華経という本があります。
法華経の前半と後半には「何である」。
と、その答えが書かれているでしょうか?
この仕組みそのものが仏の仕組みです。
仏は、如来と菩薩達の「この生まれ変わって法華経を勉強する無限の仕組み」でできています。
これがあなたという精神の仕組みです。
しかし生まれ変わって形の世界にいくと、この仕組みからはずれた人間ばかりです。
いかれた人間がいかれた仕組みを作り、暮らしている世界に居ては
如来のこの仕組みを解き明かした本を手にいれることができません。
そしていかれた人達をまともなこの仕組みに入れることが、
次のより高度な仕組みになるということです。
それはこの過去の世界で、
新たに真空を生み出す作業です。
そしてあなたから生まれた真空は、
また過去の世界に生まれ変わり、これをします。
この永遠の繰り返しが仏の仕組みです。
それは「現世」、「仏国土」、「完全なる真空」の3段階の無限の仕組みでできています。
※この文章の記事は、小宮光二さんが書いたものです。
埋もれそうだったので、ここでアップしておきます。